栄美子 戸田 ローブのプロフィール


京都に生まれ、音楽を勉強し、大学時代はピアノを専攻。1977年にニューヨークに渡り、クラシックの作曲家、ディヴィド・ローブと結婚。その後自分のやるべきことが、音楽ではないと確信し、いろいろ探してキルトをみつける。

作品は、日本と西洋の感覚が繊細に混じりあっているのが特徴で、素材も日本の藍染(古布)以外、日本はもちろん世界各国の多彩な布が同一キルトの中に入り込み、ユニークな雰囲気を醸しだしている。一方「リバーシブル ログキャビン キルト」という特別なテクニックを開発し、世界中で高い評価を得、自身の作品の半分以上が、非常に高度なテクニックと思考を必要とするこのリバーシブルログキャビンキルト シリーズにあたる。


日本で2001年に キルトグループ「ニューゼファーズ」を立ち上げ(メンバーは約80名)、東京・大阪・京都・姫路でクラスを開催。そのため1年に3回、日本とアメリカを往復している。なお 毎年テーマを決めて1年に1作仕上げるクラスなので、毎年東京と京都で新作発表会を催し、それ以外に 2〜3年に一度その他の場所でも作品展を行っている。また、それに加えて、オーストラリア、ニュージーランド、スイス、台湾、韓国 等でも ワークショップ、レクチャーを行っている。

今までに、2冊の本を出版
 栄美子戸田ローブ キルトの世界 "布遊叙情詩" 日本ヴォーグ社
 栄美子戸田ローブの軌跡 "世紀を超えるキルトの詩" ブラザー工業監修

その他世界のキルト雑誌に掲載多数。キルトフェスティバルや、公募展での審査員としても多数参加。